
心理哲学とは、望月が提唱する心の教育分野です。
文字通り『心の理りを哲学する』という意味で、
心理学と哲学の本質を求めています。
既存の心理学は、統計学的なやり方で
『人にはこんな傾向があります。』ということばかりを研究しがちであり、
また、哲学の分野も、
『この哲学者の言ったことはこうではないか?』という、哲学者研究に陥りがちです。
それでは、実生活に活かしきれないのではないか?
という疑問から『心理哲学』が生まれました。


心理哲学の大原則であり目的は、『個人の幸福の追求』です。
誰もが幸福を望むということは、人間の本質でしょう。
それはどのような形で成せることなのか?
・個人だけが幸福であって、世界が不幸な場合、それは真の幸福なのか?(いや違う)
・では、自分にとっての世界とは全人類のことなのか?(いや違う)
・自分の触れ合う人ぐらいが現実の世界ではないか?(自分の幸せの範囲とは?)
・自分と自分が触れ合う人がまずは幸福であるべきだろう。。
このようなことを考えつつ、
『自分も幸せ、みんなも幸せ』を、個人レベルから考えていくのが、
『心理哲学』の方向性です。
●魂という概念を軸に
もともとの心理学(psychology)の語源は、
ギリシア語の「魂(psyche)」と「学問(logos)」に由来します。
また、哲学界の父であるソクラテスは、哲学の営みを「魂の世話」と呼びました。
心理学と哲学は、
魂の学びと、魂のお世話ということで、『魂』と言う概念で結ばれています。
ですが、現代で『魂』という言葉を出すと、宗教的であったり、スピリチュアル的に捉えられ、
どこか胡散臭いものになってしまいがちです。
ですから、現代の心理学も哲学も魂という概念にはなかなか踏み込めません。
ですが、『幸福』を目的とした場合、
この『魂』を抜きには語れないものと考えます。
魂を踏まえた、人間の内に広がる宇宙を、
『幸福』という軸を持って探求していくことが、
心理哲学の道です。
心理哲学がもたらすもの
心理哲学がもたらすものは、『4つのシンカ』です。
『進化』『真価』『深化』『神化』(マインドタイプエネルギーと対応しています。)
1,『進化』 ~Evolution~
生物は常に進化の過程にいます。
進化とは、一直線の成長ではなく、突然の飛躍で起こります。
そして、他者には無い特徴をもった者が誕生します。
そんな、今までの延長ではない、飛躍によって生まれる
あなたにしか成れない成長進化をもたらします。
2,『真価』 ~True value~
あなたの真の価値が、あなた自身で把握できていますか?
自分を全く発揮できていないという感覚があるなら、
自分の真価を見出していきましょう。
真価を見極め、真価を発揮できるから、大いなる進化にも繋がります。
3,『深化』 ~Deepening~
真価を知るには、深く見ていくことが必要になります。
潜在意識の更に奥へ、深く深く自分を見ていくためのお手伝い。
人は内なる宇宙を持ち、可能性を常に秘めています。
意識の浅いところで、ただ我慢していては何も起こりません。
自分自身の深さの探求へ導きます。
4,『神化』 ~Apotheosis~
深化し自分を知ることで、真価を見て発揮し、
現実的に飛躍的進化をしていくことで、人は『神化』に至ります。
それは、自分自身がこの世に存在し、やるべきことを成す存在として
神聖さを帯び、尊い存在として見える視点です。
それは神道で言う、『惟神(かむながら)(=神と同じようなさま)』として、
自分の幸せとみんなの幸せが一体となる生き方となります。
自分自身の尊さが分かるほどに、他者の尊さも見えてきます。
●あなたも心理哲学者になろう!
この4つのシンカが進むことで、
幸福度が高まる道に進むことでしょう。
この学びが心理哲学のもたらす効用となります。
まさに生活や人生に直結する『心の教育』として
お送りしたいという想いで活動しています。
個人の幸せを追求する者は、皆、心理哲学者でしょう。
そのために、自分の心を知り、自分の幸せのあり方を追求していきましょう。
そんな学び舎を提供しています。